効率的な独学の方法は?

資格の支援サイトいろいろ見て僕が感じるのは、『効率的に学習しましょう!』というメッセージが多いことです。資格は就職や転職活動に活かしてはじめて真価を発揮するもの。だからともかくも合格することが大事、ということみたいですね。
でも、ITパスポートの資格にかぎっては、そうばかりと言えないような気がしています。効率良く勉強して試験に合格しても、仕事ですぐに使えるレベルの知識が形成されていなければあんまり意味がないと思うのです。かりに資格を持っていないにしても、ITパスポートが教える知識をしっかり自分のものにしていて、職場で周りの人たちに教えてあげられる人の方がよっぽどすごい、と僕は思っています。

むずかしいところですね。それでもやっぱり僕も試験には合格したかったですから。少し周りに道になりましたが、ここからはITパスポート試験を独学で勉強される方へ向け、効率的な学習法のアドバイスをしたいと思います。

●最初に、得意・不得意分野のみきわめをすることが大事です。

ITパスポートの試験範囲は広範に渡ります。大きく分けると「ストラテジ系」、「マネジメント系」、「テクノロジ系」の3分野でした。

その詳細を追ってみると、PDCAの考え方、知的財産権、個人情報保護法、経営分析手法、電子商取引、コンピュータやネットワークを利用した業務効率、ソフトウエア開発の基本的な流れに関する知識、ITサービスマネジメントの意義、2進数の特徴や演算、アルゴリズムの基本的な考え方、プロセッサの性能と基本的な仕組み、OSの必要性、オフィスツールなどソフトウエアパッケージの特長、インターネットや電子メールの特長と仕組み…。

上記はほんの一例です。ITパスポートで勉強することは、まだまだ、まだまだたくさんあります。それらの知識をすべて自分の力にできたら素晴らしいことですが、そうはいっても、みなさんそれぞれに好きな分野と苦手な分野が出てくると思います。
ですから勉強をはじめる段階で、まずその全体を見渡して、得意・不得意分野をあらかじめ見きわめておくようにしましましょう。ITパスポートの試験は「総合得点の満点の60%以上、各分野別得点が満点の30%以上」で合格できます。たとえばマネジメント系が苦手で25問中8問しか正解できなかったとしても、ほかの2つの系で高得点を挙げれば合格できるのがITパスポートの試験です。効率的に合格することを考えますと、このことが一番大事なことかもしれません。

●インプット・アウトプットのバランスを大切に!

ITパスポートに限らず、どのような資格試験の対策でも重要だと言われるのがインプットとアウトプットのバランスです。「インプット」とは参考者やテキストなどを読んで知識や考え方を頭に入れる学習で、「アウトプット」は、過去問や予想問題集など実際に問題を解いて応用力をつけたり、出題のパターンを知る学習です。このどちらの学習が不足しても、本試験で力を発揮することはできません。
費やす時間のバランスとしてはインプット対アウトプットで、3対7くらいが適切です。アウトプット重視ということですね。もちろん問題集でアウトプットの学習をする時も、基本テキストを参照することはたくさんあります。概ね3対7のバランスを守って、テキストと問題集の間を往復学習するのが効果的です。

>>いま一番効率よくITパスポート資格が取れる勉強法